水分補給のコツ
正しく知って、暑い夏を乗り切ろう
蒸し暑い季節になり、毎日たくさん汗をかくようになってきました。
夏の水分補給はどんなことに気をつけたらいいのでしょう?
今回は暑い季節に注意してほしい水分補給のポイントを紹介します。
水分補給のコツを知って、暑い夏を乗り切りましょう!

INDEX
◆1日に摂取すべき水の量とタイミング
◆水分補給に適した飲み物とは
◆汗をかいた場合はミネラルも補給
◆正しい水分補給で、暑い夏を乗り切ろう
1日に摂取すべき水の量とタイミング
1日に摂取すべき水の量とタイミング
1日に摂取すべき水の量とタイミング

夏はたくさん水を飲むことが大切といわれても、実際どれくらいの量を摂取したらよいのでしょうか。
熱中症や夏バテを防ぐためには、1日1.2L以上を目安に摂取しましょう。
摂取するタイミングとしては、起床時や食事中、入浴後、就寝時などにコップ1杯(200ml)ずつ、こまめに飲むことが大切です。
一度に飲んでも体は吸収しきれません。
またのどの渇きを感じたときには、すでに脱水症状が始まっていることもあるので、のどが渇く前に水分補給することも心がけましょう。
夏の外出時は、ペットボトルや水筒などで飲み物を持ち歩きましょう。
水分補給に適した飲み物とは
水分補給に適した飲み物とは
水分補給に適した飲み物とは

ではのどが渇いたときには、どんな飲み物を飲んだらよいのでしょうか。
水分補給に適した飲み物は、水や麦茶です。
コーヒーや緑茶は利尿作用があるため、水分補給には適していません。
熱中症対策にはスポーツドリンクがよいといわれることもありますが、糖分や塩分の摂りすぎになる恐れもありますので、注意が必要です。
通常、炎天下でダラダラと汗をかくような運動や作業でなければ、1日に必要な塩分は食事から十分に摂取できます。
汗をかいた場合はミネラルも補給
汗をかいた場合はミネラルも補給
汗をかいた場合はミネラルも補給

汗をたくさんかいたときは、水分と一緒にミネラルも補給しましょう。
ミネラルは、塩分(ナトリウム)だけでなく、マグネシウムやカリウム、亜鉛などを十分に補給することが大切です。
ナトリウム、マグネシウム、亜鉛補給のコツ
塩分を補給する際は、天然塩を選ぶようにしましょう。
ナトリウムだけでなく、マグネシウムなどのミネラルも同時に補うことができます。
食材では、ひじきや昆布などの海藻や青菜などにマグネシウムが多く含まれています。
また、亜鉛も汗と一緒に失われやすいミネラルです。亜鉛は肉や魚介、大豆製品など、たんぱく質を含むものに多く含まれています。
カリウム補給のコツ
体内でナトリウムとバランスをとって働いているのがカリウムです。
塩分を補給する際、カリウムも一緒に補給することを心がけましょう。
カリウムにはナトリウムの摂りすぎによる血圧上昇を抑えたり、疲労感を軽減する働きがあります。
カリウムは納豆、アボカド、カツオやマグロなどに多く含まれています。葉物野菜やイモ類にも含まれていますが、ゆでるとカリウムは流れ出てしまうので、スープなどにして摂取するのがおすすめです。
正しい水分補給で、暑い夏を乗り切ろう
正しい水分補給で、暑い夏を乗り切ろう
正しい水分補給で、暑い夏を乗り切ろう

今回は、暑い夏の水分補給のコツについてご紹介しました。
水だけでなく、ミネラルや栄養が豊富な食品を摂ることで、体力をつけて熱中症や夏バテを防止することもできます。
適切な水分補給で、暑い夏を乗り切りましょう!